(後期日程) 宮崎大学 医学部 医学科 現役合格!進学予備校ウインロード別府校
(後期日程)国公立大学医学部医学科入試、後期日程で医学部医学科を受ける?
そもそも後期日程に国公立大学医学部医学科受験があるのか?と聞かれることがあります。
(国公立大学後期日程で受験できる医学部医学科)
※2025年度入試参考
東京科学大学、名古屋大学、千葉大学、奈良県立医科大学、山形大学、浜松医科大学、佐賀大学、旭川医科大学、福井大学、三重大学、宮崎大学、鹿児島大学、秋田大学、山口大学、琉球大学
意外とあるなぁとは思わないでくださいね。いずれも募集人数は少なく、恐ろしくハイレベルな入試である。
大学入学共通テストの得点率で言えば、前期試験よりも非常に高い得点率(目安は87%以上)を必要とするため、前期も後期も両方とも医学部医学科に出願できる人はごく僅かである。基本的には前期日程で不合格になると、その年の国公立大学医学部医学科受験は終了となる。今回、WINROADの塾生が後期日程で合格した宮崎大学医学部医学科のレベルを、前期日程で同じランキング帯に所属している大学を列挙すると
東京大学 理科一類、東京大学 理科二類、千葉大学 (医-医)、名古屋大学(医-医) 、東北大学 (医-医)、横浜市立大学 (医-医)、神戸大学(医-医)、北海道大学(医-医)、筑波大学 (医-医)、九州大学 (医-医)、大阪公立大学 (医-医)
である。つまり、(後期日程)宮崎大学医学部医学科の合格難易度は「極めて高い」ということが容易に想像できると思います。なぜ前期よりも合格難易度が恐ろしく高くなるのか?それは後期日程の医学部医学科受験の特徴から見えてくる。
① 募集人数が極端に少ない
後期日程の最大の特徴は、募集人員が少ないこと。宮崎大学医学部医学科では、後期での募集は15名程度。若干名に過ぎません。たった数人の座席を全国の猛者たちが奪い合うという、非常に熾烈な競争であることを意味します。2025年度入試では後期日程で16名が合格しましたが、受験者数はおよそ80名。共通テスト得点率は非常に高いことが予想されます。
② 受験者層が超ハイレベル
データからもわかるように、後期日程には、前期で旧帝大医学部や難関国公立医学部を狙っていた層が集結します。いわば「医学部受験のトップクラス同士の争い」が後期日程なのです。たとえ共通テストで90%以上取っていても、学科試験、小論文、面接などで1点の差が命運を分けるという世界。知識だけでなく、表現力・人間性まで問われる試験である。
③ 共通テストのボーダーがかなり高い
後期の医学部医学科受験にエントリーするためには、共通テストで最低でも90%前後の得点率が必要です。人気学部学科の後期日程は、第一段階選抜(共通テストの得点率による足切り)がしばしば行われる。80%台では「土俵にすら立てない」可能性が極めて高い。しかも、それだけ取っていても「小論文や面接で逆転される」という不確実性がつきまといます。
【共通テスト:87%は最低ライン、90%でも落ちる】
これが(後期日程)国公立大学医学部医学科受験のイメージですかね。
国公立大医学部医学科を後期で受験することになる可能性がある場合は、学科試験は何があるのか?小論文は?面接試験は?自身が得意とする科目を、2次試験に課してくる大学を選択してくださいね。少しでも苦手な内容が入ってくると合格が遠のいてしまいます。「最後までしっかり得点を取りきる」という気持ちで受験校を選択してくださいね。
これからも、こんな情報を少しずつ書いていきますね。お役に立てれば幸いです。
コメントはありません。