「関係代名詞」は中学校3年生で出てくる最難関英文法である。もちろん苦手とする中学生はたくさんいる。毎年、この単元を中学生に教えているにもかかわらず、最初の授業は「ちゃんとわかってくれるだろうか?」と心配になる。
それでも問題量をこなせばなんとかなる。中学生の関係代名詞はパターンが決まっているから。
高校に入っても「関係詞」という単元が登場する。もちろん中学生の時に勉強した部分も入っているのだが・・・そのあとが大変なのだ。
関係詞の大きく区切ってみると「関係代名詞」「関係代名詞 what」「関係副詞」「複合関係代名詞」となる。
区切りを入れてその単元だけ集中的に勉強すれば誰でもできるようになる。
しかし、問題はすべてを習ってしまった後の「総合問題」である。
関係詞という単元で出題しても同様なことが言えるのだが、高校生ほぼ全員が「カンで解いている」のだ。
なぜその答えになるのか?
こんなふうに聞くと、この単元で満点取っている子ですら「カン」で答えを出したと答える。
だから全国模試レベルの問題になってくると、得点が安定しない。
あたり・はずれ で問題を解いているから。
しかも模試のやり直しでも完璧なやり直しはできない。やはり、「こっちだったらあたってたのか!」という具合だ。
関係詞とはそのような単元なのだ。
しかし、「100%理解して問題を解く方法」が存在するのだ。これを身につけてしまえばカンで問題を解くことはなくなる。
「文型」に着目して、問題を解いていくことだ
関係詞を100%自分のものにしたいのであれば、これをひたすら守ることに集中して欲しい。
この作業をしていくだけで十分である。
代表江本
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