数学「基礎の学習」について(中学生)

2015.11.27|江本のつぶやき


中学校定番の学校教材「基礎の学習」。この問題集が100%解けるのであれば、定期考査は満点である。定期考査で90点未満の子達はこの問題集の「A問題」と「B問題」が完璧に解けないことを意味する。

 

90点以上を取れるようになるまで、基礎の学習の「C問題」に手をつける意味はない。C問題は高難度である。A問題やB問題が自力で解けないのに、この問題に何時間も費やしてしまう子達がいます。

 

仮に、この子達にC問題を丁寧に解説して理解させたとしよう。それで「終わり」です。理解できたのなら問題なさそうに聞こえますよね?次の日にこの子達に全く同じC問題を与えて解かせたとします。不思議ですが完答できないのです。

 

なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?

 

これはA問題とB問題の間違えた箇所の復習が甘いことを意味します。つまり「間違えた1問の大切さ」がわかっていないということです。

 

A問題やB問題が完璧に出来る子達にC問題を教えると、次の日に必ず解けるようになります。C問題を丁寧に解説し理解できたあと、必ず自分で「解き直し」をします。わかりやすい解説を聞いただけでは、自分の力で解けるようにならないことをよく知っているからです。そうでなければ基本をしっかりマスターすることもできませんから。

 

A問題やB問題のわからなかった箇所をただ赤ペンで書き込んで、そのまま放置している限り永遠に数学ができるようにはなりませんよ。

 

また、いろんな問題にあたるのも基本ができてからです。基本が完成するまでは限られた問題数を完璧にできるようになるまで

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