「学校のテストでは毎回80点以上取っている。だからよく理解できているはず。」
そう思っている保護者の方は多いと思います。
「得点が高い」というのは本人にとっても、親にとっても喜ばしいことですが、得点にばかり目が行くというのは理解不足の部分を見逃してしまう恐れがあります。
「いったいどんなテストで80点なのだろう?」
そのことを念頭において、必ず問題を見るようにしてください。
もしかすると、計算問題のみのテストかもしれません。
もしかすると、教科書の例題レベルの問題をかき集めたようなテストかもしれません。
この場合「80点」というのはとても危険な点数となります。
基礎力が欠けていることを意味するからです。
積み重なっていくと「中学校に入学してから塾に入れれば・・・」では遅すぎることにもなりかねません。小学校の時の基礎力不足が現実のものとなってしまった場合、塾に入って飛躍的に成績が伸びる可能性が低くなってしまいます。
小学校の時に理解できていない単元は、中学校で大きな足かせとなってしまいます。
これは中3の入試直前であろうがショートカットできない部分です。入試直前だから入試問題を解いて当たり前ですが、中3からの入塾希望者はそれができないくらい酷いことがあります。
そうなってくると「週〇回、〇日塾に通う」とか言っている場合ではなくなります。
見逃した部分を補いながら受験勉強をしていくわけですから、毎日死に物狂いで勉強に励まなければいけません。
そうならないためにも「自分の子供は今の学習内容をしっかり習得しているか?」注意して見ておく必要があります。
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