合格するための勉強量

2016.4.3|江本のつぶやき


受験に合格するための勉強量というのは、いつから始めようが変わることはない、いわば「絶対量」である。

 

中1からコツコツと勉強して蓄積してきた経験や知識は、中3受験生になってから必ず「プラス」となる。

 

最近、中1・中2の間は勉強を犠牲にしながら部活動や娯楽に専念し、中3になって本腰を入れて勉強しようと思っている子達が増えている。さらにひどいケースになると、学校の授業もろくに聞かないまま過ごしていることも。

 

当然、中1・中2の基礎知識が大きく欠けていますから、そこから徹底的に復習しなければいけません。入試問題を解くためには「絶対避けて通れないトレーニング」です。

 

はたして受験本番まで間に合うのか?

 

絶対に無理というわけではありませんが、かなりの気合と根性がなければ志望校合格は難しいでしょう。かなりの時間を基礎力強化に使うことになりますから、入試問題演習に到達するまでの道のりは険しい。大抵の子達はあまりの過酷さに挫折してしまいます。中3になるまでに、中1・中2で最低限やっておくことをスルーしてきているわけですから、そこまで補おうとすると普通の精神力では乗り切れないのは当然です。

 

普通の受験生のように進路で悩む時間もありません。選ぶ前に「点数」が圧倒的に足りていないわけですから、悩んでいる暇があるならば勉強です。

 

受験に必要な知識量、学習量を減らすことはできません。入試によく出る問題を中心に学習して合格に至る場合もありますが、本番でどんな問題が出るかはわかりません。苦手な単元が集中して出題されることもあります。不合格になるかもしれない・・・という不安は尽きないでしょう。

 

どんな問題が出題されても合格点を確保するための学習量、時間数は、いつ本腰を入れて勉強し始めても絶対に減らせませんよ。

 

 

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