質問が多いほうが成績が上がる?

2016.7.12|ウインロード通信


質問ができるか、できないか。塾選びの大きなポイントのひとつであると思います。質問できる環境があるというのはメリットが大きいように思える。しかし、これには注意が必要です。「自分の頭で考える必要がないほど質問できる環境」は成績上昇の妨げになることを覚えておいてください。

 

不思議だと思うかもしれませんが、成績が抜群にいい子ほど質問は驚く程少ない。わからない問題がないから質問がないだけでは?と言われそうですが、彼らにだってわからない問題はある。先日、中学生達はビッグバン!!でテスト勉強をしてもらいました。この時、質問もほとんどなく、一生懸命勉強していた子達は見違えるように成績を伸ばしている。逆に、先生にたくさん質問しようと考え、質問しやすい環境を求めていた子達は現状維持か、成績が下降するという結果となった。

 

成績を大きく伸ばす子達は、わからない問題にぶち当たった時、即座に「先生に質問しよう」とは考えないのです。まず、手元にある解答を自分でしっかりと読み解いてみる。何度も読み返してみる。自分の力でわかろうと心がけているのです。

 

上野丘、大分舞鶴、鶴見丘といった進学校に行きたいのならば、上記のような力が絶対に必要だ。「誰かに頼ることでしか解決できない癖」がついてしまうと、大学入試では全く歯が立たない。

 

大学入試に必要な学力は「人から習うだけ」では決して身につかない。難易度が高い上に、知識量も中学時代の8倍と言われている。「わからなければ、何とかしてもらおう」という受身の心で乗り切れるほど生易しい量ではない。質問が多すぎる子達・・・というか誰かに教えてもらうまで何一つ解決できない子達は全く伸びませんよ。仮に、そんな状態で大学に進学できたとしても苦しいだけです。

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