志望校の1ランク下に合格せよ

2016.8.19|ウインロード通信 江本のつぶやき


夏休みをどんなふうに過ごせばいいのか?受験生達の1日の勉強時間数について言われることは多いと思いますが、もう少し具体的にお話しましょう。

 

夏休みの最終日が大学受験、高校受験だったらどうでしょう?

 

果たして志望校に合格できるでしょうか?

 

おそらくほとんどの人達が「無理」と答えます。

 

 

そんな状態ではダメだ!!・・・・とは言いません(笑)

 

当たり前ですよね、夏休み終了時点で志望校に合格できる力を持つことは不可能に近い。志望校に向けて夏休みを上手く過ごせたかどうかの判断基準は「志望校の合格点を取ること」ではありません。

 

夏休みの最終日に、志望校の1ランク下の学校に合格できるかどうか」である。

 

例えば、早慶上理(早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大)を目指しているならば、GMARCH(学習院大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)に合格できる力を、夏休みの最終日には身につけてほしいということだ。(※注 慶應義塾 医医、早稲田大 生医 などハイレベルな学部学科はこの限りではありません。)

 

もちろん、これに当てはまらない人もいます。夏休みの過ごし方は失敗したけれど、2学期以降の猛勉強で、あっという間に合格点に到達し、志望校のランクをあげるほど伸びる子だっています。

 

しかし、これまでの指導経験で、大学入試においてこんな夢物語のような上昇例は数えるほどしかありません。高校入試ではもうちょっと確率は高くなりますが。

 

志望校に向けて順調に伸びているか?

 

を判断する一般的な基準が上記であると考えられます。

 

9月から入試までの期間は、志望校の合格点を取るための勉強に集中したい。その土台となってくれるのが「志望校の1ランク下に合格できる力」であると思います。

 

 

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