『国語力』についての考察その④(最終回)

2013.5.14|ウインロード通信

5,『まとめる力』とは問いに合わせて文章の形を整える力のことである。

 

――部とはどういうことか60字以内で説明しなさい。

記述問題はその制限字数や文章や知識の難易度が異なるだけで、基本的に中学受験から大学受験まで同じことを聞いている。中学受験国語から大学受験の現代文まで教えている人間がいうのだから信用してほしい。

問いの質自体もそれが、ただの言いかえ説明だったり、理由説明だったりするだけで、制限字数以内でまとめるということに関してはほとんど同じだといっていい。つまり「――部は何を言っているのかわかりにくいから、それをわかりやすくまとめて説明してくれ」ということだ。

そこで前述の『まとめる力』が必要になるわけである。ハイレベルな問題になると、ちょっと違うアプローチが必要だが、標準レベル(これでも中学入試国語ならほとんど合格レベルだし、大分県公立高校入試で50点中40点後半レベル、大学入試なら偏差値60代後半なので、十分すごい)であれば、文章中の表現をまとめるだけで○がもらえる。

文章をまとめるためにはこれまで述べた全ての力が必要になる。まず、――部について説明しているのは文章中のどこなのかを『辿って』見つける。そして、必要な部分だけを残して余計な部分を『省い』たり、『言いかえ』たりして字数を調整する。そして、聞かれている形に合わせて『まとめ』て答える。

ウインロードでは毎年夏期講習で中3の受験生たちにこの文章をまとめる力を養成するための「要約特訓」を行っている。それまでは国語の実力テストで50点満点中30点前後だった子たちがみるみる力をつけていき、40点を超えるようになっていく。

 

文章を省き、言いかえ、まとめる。
それが出来れば国語の点は必ず上がるのだ。

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