「英単語の暗記が苦手」克服した塾生の話

2016.11.6|江本のつぶやき


 

「英単語の暗記がとても苦手で、なかなか覚えられない・・・・」
 

今年の4月に英語が苦手すぎてなんとかしたいという新中1生が塾にやってきました。あれから半年が経過しましたが、本人に今の英語に対する意識はどうなっているかきいてみました。
 
 
江本「4月の時と比べて、今の英語に対する気持ちはどう?あの時はものすごく嫌そうだったけど」
 

塾生A君「もう、楽勝になってきましたね(笑)なんであんなに嫌だったんだろう・・・」
 

江本「入塾の時に英単語の暗記がものすごく苦手と言っていたけど、今はどう?」
 

塾生A君「学校で単語テストが毎回あるのですが、20個くらいならテスト5分前に暗記し始めても満点が取れるようになりました。」
 

江本「4月時点とはまるで別人だね(笑)そんな芸当ができるようになると思っていた?」
 

塾生A君「頭のいい人しかできないことだと思っていました(笑)まさか自分ができるようになるなんて・・・」
 

江本「なんでそんなことができるようになったと思う?」
 

塾生A君「【慣れ】だと思います。毎日英単語を書いて練習、発音して練習していました。教科書に出てきた新出英単語を片端から。いつの間にか見ただけでもかなりの量を覚えることができるようになりましたね。」
 

江本「いい答えだね。加えて和文英訳もスラスラ書けるようになったもんね。英文を書く時によく起こっていた英単語のスペルミス。どうやったらなくなるか悩んでいたけれど、そのミスもゼロになってきたしね。」
 

塾生A君「そうなんですよ(笑)和文英訳も抵抗ありません。」

 

この子は学校の復習型で指導を行っておりましたが、来週から予習型に変更していこうと話をしました。苦手だった英語が予習型で学習を進められるほど進化しています。
 

英単語が覚えられないと思っている中学生は結構多いですよね。しかし、それは訓練によって大きく改善できることがわかると思います。ただし、塾生との会話からもわかるように、挫けず地道に訓練を重ねてきた結果もたらされるものである。
 

・毎日サボらずに英単語を練習した
・できるようになるまで頑張って続けた
 

英単語を暗記するのが苦手という人は、このような努力をしたことがありますかね?試練を乗り越えられる人数が少ないからこそ、できた人の成績は急上昇していくわけです。暗記が苦手な人にとってそれはとても高いハードルかもしれません。しかし、そこを乗り越えないと「自由自在に操れる暗記力」は身につきません。
 

また、英単語を書いて練習するといっても「ノートを1ページ埋め尽くすために英単語の練習を利用した」というような考え方では何千ページ、何万ページと練習しても成果はあがりません。目的は「ノートを埋め尽くすこと」ですから。覚えようとして練習したものではありませんから、覚えられなくて当然なのです。
 

ちなみに、塾生A君は今回の英検で4級(中2終了レベル)を取得。英語を苦手としていた中1生でありながら、わずか半年でここまで成長できました。もちろん、復習型で授業を進めていましたから、英検4級受験を決めた時点ではわからない問題のほうが多いという状況です。約1ヶ月間対策を行い、その中でどんどん力をつけていきました。英単語を覚えるスピードがあがるとこんなことも可能になる。「コツは授けてもらうものではなく、自分で掴むもの」です。

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