小学生のうちに身に着けてほしいこと②

2018.2.25|小学生のうちに身に着けてほしいこと 江本のつぶやき


小学生の頃に毎日実行して欲しいことがあります。
 

いくつかありますが、まずは「国語の教科書を音読すること」ですね。
 

最近は学校から音読の宿題が出ることがないのか、国語の教科書をスラスラ読める子達が少ない。
 

文章を声に出して読ませると、漢字が出てくる度に飛ばして読んだり、単語が認識しできていないのか、文のつながりがよく理解できていないような症状が見受けられます。つまり、文章に慣れていないのです。

 

音読の良い点は、「読みの浅さや深さ、つまずき、どう受け取っているか」がよく分かるところです。私たちがぜひお願いしたいのは、保護者様の目の前で音読させることです。そして、音読で躓いた部分を随時修正していく。同じ文章を繰り返し音読させているうちに信じられないくらいスラスラ読めるようになっていきます。毎回新しい文章を用意する必要はありません。例えば、現在、学校の授業で扱っている文章を毎日繰り返し音読させることで十分です。もう一度言いますが、必ず保護者の方が横について、読み方がわからない漢字、意味のわからない言葉を説明してあげたり、読み方がおかしい文を一緒に読んであげたりしてください。

 

こうした日々の訓練がなされていないために、高校入試や大学入試といった重要な場面で苦労を強いられる。大分県公立高校入試の国語の問題は試験時間50分。出題される文章は正確に読む進めるスピードがなければ、制限時間内に解き終わることは難しい。また、大学入試センター試験でも国語はかなりの読解スピードが求められる。「時間内に最後までたどり着かない・・・」といった悩みを抱えている受験生は意外に多いのです。

 

次回は「音読させる際、注意しておきたいポイントは何か?」をもっと詳しく見てみたいと思います。

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