そろそろ、この単元に突入する高校が出てきそうだ。
化学Ⅱ 気体の溶解度 ヘンリーの法則
ヘンリーの法則は気合入れて勉強してね。
この単元、一見簡単そうだけど・・・・落とし穴がある。
ここにはまってしまうと、かなり厄介だ。
それは、体積
[超重要] ヘンリーの法則のポイントとは??
その1
気体の溶解度に関する法則で、溶解度の小さい(溶けにくい)気体について成り立つもの。
よって、アンモニア、塩化水素のような水によく溶ける気体については成立しない。
その2
溶解する気体のmol数や質量(g)は圧力(分圧)に比例する。
ここまではいいよね?
おそらく、ここはうまく通り抜ける
しかし、次は・・・ここでやられてしまう子が多い。
ヘンリーの法則は嫌だ!っていう子は絶対ここでつまずいている。
その3
体積は、その圧力の下で分圧に無関係
ここ、ここだ!ヘンリーの法則で「えっ?」って思ってしまうところ。
「その3」はかなりdangerous!!
上の説明を具体的な問題を使って考えてみる。
1.0×10^5Pa で 水1Lに酸素が1ml溶けるとする。
それでは2.0×10^5Paでは一体何mlとなるのか?
答えは 1ml。
ってあんまり難しそうじゃないよね?
問題はここから先
それでは、この問題ではどうだろう?
2.0×10^5Pa で 水1Lに酸素が1ml溶けるとする。
それでは1.0×10^5Paでは一体何mlとなるのか?
答えは 2ml。
ここでわけがわからなくなる。
そう、ここが山場である。
後は問題演習だ。
・・・・ここで一つアドバイス
問題演習は4問。たった4問でいい。
4つのパターンで完成である。
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