「10番以内に入ろう!」
「1番を狙おう!」
「各教科100点満点を目指し、勉強に打ち込め!」
僕らが生徒に対してよく言う言葉だ。
「そんな順位目指して、100点を目指して、いいことあるの?」
そんな問いかけをしてくる子もいる。
いいことあるのか?
僕はいいと思っている側だ。
しかも、とびっきりいいと思っている
「とてつもなく価値のあるもの」であると。
実際に獲ってみたらわかる
もうその場所から離れたくないと思うから。
その位置が心地よいものであることに気づいてしまうからだ。
それを維持しようとなると、大変なことである。
学習内容が難しくなっても理解し続けていかなければならない。
毎日気を張って勉強し続けないと不安でしょうがない。
順位が上になればなるほど、「僅差の戦い」になる。
テスト前にちょっと頑張れば・・・・なんていう世界ではないからだ
一日一日を大切に歩まなければその場所にはいられない
そう強く感じ取れるようになる。
僅差の戦いを制すために、必要な感覚の一つであると
私は思うのだ。
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