【学習法】まだ「まとめノート」作りますか?

2021.5.12|ウインロード通信

別府市の中学生・高校生の皆さん、こんにちは。進学予備校ウインロード荘園校の西村です。

今日は、定期テストの勉強法について書いていきます。


毎回、テストの後に出来栄えを聞いたり、成績カードを見せてもらってそれぞれアドバイスしていますが、前回できなかったのに、また今回も同じ勉強の仕方をしている人をよく見かけます。

点数が取れなかった原因は、人ぞれぞれあると思いますが、毎回きちんとやり直しと分析をしていますか?

なぜ点数が取れなかったのか、その原因をきちんと把握できていますか?これができていないと、対策が的外れなものになってしまい、勉強に時間を割いているけれど思うように結果が出ないということになります。

なかには、勉強のやり方自体がマズイ場合もあるのです。今一度、自分の勉強方法について考えてみましょう。

 

「テスト範囲のワークを、ノートにまとめています!」と言う、ある女子生徒がいました。確かに、ノートにはきれいに整理されカラフルなペンでデコレーションされた文字が所狭しと書き並べられています。でも、残念なことに、成績は思わしくありません。勉強に時間がかかる割に効果が出ない、とても非効率的な勉強法の代表格がこの、「まとめノート」の作成なんです。でも、この生徒は、ノートのデコレートをやめようとしませんでした。これが、とても良い勉強方法だと思いこんでしまっているからです。

 

ウインロードでは、「ビッグバン!!」というテスト対策の期間を設けています。テスト範囲のワークをひたすら解いていくのですが、ノートにまとめることはしません。

なぜならば、すでにワークにまとめられているからです。これを、更にまとめると言うのは、なんとも無駄な時間なのです。

ワークに書き込み、間違いは赤ペンで修正し、また解き直す。

シンプルにこの繰り返しです。補足したいことがあれば、ワークにそのまま書き込めばいいんです。

これは教科書でも同じです。重要語句にマーカーを引き、暗記シートで隠して覚え込む。

これだけで、効率がグッと上がり、同じ時間を使っても、2~3倍の分量の演習がこなせます。

 

きれいな状態で教科書やワークを保っていたとしても、卒業したらどうせ捨ててしまうんでしょ?

だったら、ばんばん書き込んでライン引いて、1冊あればテスト対策ができてしまうように作り上げましょう。

Follow me!

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

PAGE TOP