令和8年度 大分県立高校入試 国語解説

2026.3.10|ウインロード通信

令和8年度(一次入試)国語の解説

【一】 漢字・語彙・話合いの構成

  1. 漢字の書き取り
  • (1) 提供(ていきょう)、(2) 委ねる(ゆだねる)、(3) 漂う(ただよう)、(4) 眺望(ちょうぼう)が正解です。基本的な語彙力が問われています。
  1. 漢字の使い分け(同音異義語)
  • (1) 「交差」と同じ漢字を使うのは「親交がある」の選択肢 イ。
  • 降車 ウ、寄港 エ、指向
  • (2) 「納める」と同じ漢字なのは です。

ア、収める イ、修める ウ、治まる

  1. 話合いの構成
  • (1) Bさんの発言は、Aさんが紹介する理由を明確にした方がよいという意見なので、「私の趣味」の後に「特色①」を置くなどの構成案()が適しています。
  • (2) Dさんの発言は、「とても良いですね」とAさんの思いに賛同し、更に特色などを入れた方がよいとアドバイスしているので()です。

【二】 小説(堀田瓶「星の教室」より)

  1. 品詞の分類
  • 線①「いわゆる」と同じ品詞を選ぶ問題です。ア 副詞、イ 連体詞、ウ 形容詞、エ 副詞。「いわゆる」は名詞を直接修飾する連体詞なので、正解は
  1. 心情理解
  • 蕗子がさやかを「まじまじと見つめた」理由は、さやかがここ一週間ほど夜間中学に興味を持ちながらも、フェンスから覗くだけだった様子を見ていて、かつての自分のように無駄な歳月を過ごさせないように、校門をくぐるきっかけになろうと考えたから。正解は()です。
  1. 空欄補充
  • (1) [ I ] には学校に対する「ためらいや恐怖や怯む気持ち」が、(2) [ II ] には「憧憬」()が入ります。さやかの複雑な学習意欲と不安が表現されています。
  1. 表現の意図
  • (1) [ III ] には、蕗子が自身の過去と重ね合わせ、さやかを諭すように落ち着いた様子を示す()が入ります。
  • (2) [ IV ] の空欄は、本文の言葉を用いて「自分と同じように無駄な歳月を過ごさせまいと、勇気を持つように」といった内容が入ります。

解答例:自分は校門をくぐる勇気がなかったが、さやかにはその勇気を持ってほしい

5.文中表現

ア、「キキキー」というブレーキ音 擬音語 適当

イ、「顔から火が出る」 慣用句 適当

ウ、会話文より 適当

エ、一人称「ぼく・わたし」 不適当

【三】 説明文(藤井一至「土と生命の40億年」より)

  1. ノートの整理
  • (1) [ I ] には安定して確保できる安全な食糧
  • (2) [ II ] には、狩猟採集生活よりも「労働時間」が増加したことが入ります。
  • (3) [ III ] には、人類の農業の結果として「過去の~肥沃度」を低下させてきたことが入ります。
  1. 図の読解と発表原稿
  • (1) 図中の [ X ] には、土を休ませる「休閑」が入ります。
  • (2) 発表原稿の①とは「畑から失われる栄養分の量が、岩石の風化によって補給される栄養分の量を上回っている状態」を指しています。
  • (3)発表原稿の②の行動とは、「土とともに生きていくことを考える」の記述から、「土を用いない~」や「伝統的な農業に置き換わる~」は不適切。

また、「食品ロス」に関する記述はないこなどからを選択する。

【四】 漢詩(白居易「暮江吟」)

  1. 漢字の知識
  • 問一:総画数(12画)が同じものを選ぶ問題、正解は()の「寒」です。
  • 問二:書き下し文は、「月は弓に似たり」なので「月似レ弓」となります。
  1. 詩の形式と構成
  • 問三:一句が七字で四句から成るため、「七言絶句」)です。律詩は八句です。
  • 問四:詩の構成について、[ I ] には「夕方」(ウ)、[ II ] には「」が入ります。また、後半の情景としてふさわしい絵は()です。[III]には、が入ります

【五】 実用的文章(パンフレット作成)

  1. フォントの選択
  • 問一:「食べ物」の項目に変更が必要な理由は、「いちばんおいしいのはとり天」と客観性を欠いた記述であるから、が正解。
  • 問二:手書きの際の注意として不適切なものは、目的に関係なく「何事も速く書く」()ことです。
  1. 記述問題(フォントの活用)
  • 問三:パンフレットの表紙において、例文としてゴシック体(II)を用いるのが良いという意見をまとめます。理由は、「多くの人に見てもらいたい際、文章中の強調したい部分に適しており、以前のものより太い文字の方がわかりやすかった」といった、資料の特徴に基づいた具体的な経験を交えて記述します。
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