合格力が身につく最高の時期は小学生①

2014.4.22|江本のつぶやき

「小学生から塾に通わせるかどうか?」

このような悩みを抱えている保護者の方はたくさんいらっしゃると思います。

実際どうなのでしょう?早くから通わせるメリットって何だろう・・・

将来、中学受験を考えているご家庭であれば、塾に通うというのは必須となります。小学校で習っていること以上の内容を勉強しなければ、中学入試に対応できません。独学で・・・となると、かなり難しいでしょう。当然ながら塾に通うメリットはあります。

 

では、中学受験をしなければ塾に通うメリットはないのだろうか?

私が感じていることを書いてみます。

高校受験、大学受験、社会人になってからの資格試験で必ず合格してしまう人達がいます。彼らは生まれつき合格体質だったわけではありません。彼らは本番で持てる力を最大限に発揮できますが、練習では誰よりも失敗を繰り返し、反省点を見出しては、うまくいくように改善してきた人達です。

年齢が高くなれば高くなるほど、この習慣は身につけにくくなる。

「身につかない」とは言っていませんよ(笑)

ただ、身につきやすい時期と比較すると、大きなエネルギーが必要になると言いたいだけです。

では「身につきやすい時期」はいつだろうか?

それは【小学生の頃】だと私は考えます。小学生は素直であり、物事の善し悪しを学ぶことに長けた時期です。

【合格する習慣】や【勉強の仕方】を最も身につけやすい時期だと思います。

 

★勉強の習慣化

これは塾に通う大きなメリットではないでしょうか。「毎日、時間を決めて勉強する」というのはなかなか難しいことです。決まった曜日に通い、決まった時間に学校以外の場所で学習する。勉強時間の確保と勉強をルーチン化する効果があります。将来、難関進学校・難関大学へ進学させたいと思うならば、この2つの力は絶対に外せません。難関県立高校に進学した場合、勉強していない子はやたらと目立ちます。珍しいからです。勉強して当たり前の世界。難関大学・国公立大学への進学率が高い理由はこれです。

これを中学生になってから身に付けようとすると、大きなエネルギーが必要です。「何度も口うるさく言っているのですが・・・」と中学生の保護者の方達が最も頭を悩ませている大問題です。

例えば宿題。小学生の宿題をしてこない子に対して「次はちゃんとやって来るように」と注意すると、次の週にはきちんと宿題をしてくる確率は非常に高いのです。

これが中学生ともなると、ちょっと注意を促したところでは解決できません。火のついたように怒っても修正がなかなか効きません。

 

さて、次は【勉強の仕方】について見てみましょう。

 

その②につづく

Follow me!

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

PAGE TOP