解答を見ながら勉強する?②

2014.11.28|江本のつぶやき


数学の問題で行き詰った時に、そのまま次の問題に移りますか?制限時間のあるテストはそうすべきだと思います。勉強する時は違います。行き詰った問題はどのように考えればいいのか、解答を見ながらプロセスを学びます。わかったら解答を伏せてもう一度チャレンジ。解くことができた場合、解答を参照して解けた問題として、問題番号の横に印をつけておきます。復習する時は、印のついた問題を集中して解いていく。どうしてもわからない場合は学校の先生や塾の先生に質問すればいいのです。こうして数学は実力がついていきます。

 

なかなか解けない1問を、2時間も3時間も考えて解く。習得した知識を利用して何とか解いてみる。そんなチャレンジ精神も必要でしょう。しかし、全てをこれに当てはめてしまうと、時間はいくらあっても足りません。

 

訓練の段階はお手本をもとに学習していくことがベストです。スポーツでもそうですよね。サッカーボールをひとつ手渡されて、「今からサッカーの練習をしなさい。」と、ただボールを蹴りまわしているだけでは上達はしません。先人達のプレーを見たり、コーチや監督のアドバイスを聞いて試してみる。繰り返し訓練されて身に着けた「基本」がなければ、試合で勝つことは難しいと思います。

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