高い志を持って

2014.12.6|江本のつぶやき


来る日も来る日も勉強を続ける受験生達

毎日、自習室に現れて勉強しています。

 

友達が塾に行くから今日は行く

友達が塾に行かないから今日は行かない

 

志が高い状態は決して他人にペースを乱されない。

今日の計画を遂行することの方が遥かに大切だと思っているからです。

学校から出された課題なんてすでに終わらせている状態。

そう、受験のための、自分がやりたい勉強をしているのです。

 

もちろん、学校からの課題は山ほど出ています。

こんなの今日中に終わらせることができるわけない・・・と思うくらいに。

それを終わらせて、自分のやりたい勉強の時間をしっかり確保する。

「優先順位」を間違っていてはこんなことはできません。

 

私の同級生に受験期を勉強一筋で過ごした女の子がいます。

同学年の中で、間違いなくNo.1の学習量です。

要領の良さはお世辞にもいいとは言えませんでした。

高3のスタート時点では志望校合格は絶対に無理だろうと言われていたそうです。

 

それでも彼女は諦めませんでした。

 

志望校に絶対合格したい一心で

毎日ただひたすらに黙々と勉強していました。

学校の自習室で、閉館ギリギリまで机に向かっていた姿を

今でも覚えています。

どんな日でも、自習室を一番最後に出るのは彼女でした。

 

そして、超難関の京都大学薬学部に現役合格。

 

合格発表の日

 

受験番号を目にした彼女が

涙を流しながら発した言葉は

歓喜の声ではなく

 

 

「やっと人間に戻れる・・・」

 

 

でした。

 

受験にそんなに真剣に打ち込んで何になるのか? 

そんなに勉強して将来何の役に立つのか?

 

そんな言葉を耳にしたことがあります。

その受験に情熱を燃やし、ベストを尽くし、プライドをかけて戦いたい

と私たちは思います。

 

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