問題演習で問題を解くのは当たり前です。成績が伸びている子は問題を解いた後に、必ず答え合わせをします。これも当たり前のことだと思う方が多いと思いますが、実は、何も言わなければ大半の子が「問題を解いただけ」で演習を終えてしまいます。
「〇」なのか「×」なのかわからないまま問題演習終了です。そして次の問題演習に移ろうとします。成績が伸びている子達はこの部分がとてもしっかりしています。お子様の演習用テキストをチェックしてみてください。間違えた部分の分析を余白に書き込んでもいなければ、解き直した跡もない。
「うちの子・・・なかなか成績が伸びない・・・」
と思っている保護者の方がいらっしゃいましたらぜひ確認してみてください。「問題演習の後は答え合わせをする」という習慣を身につけてもらうことが先決です。
一度書き込んでしまった問題集を何度も繰り返すことを嫌う子達が多い中、彼らは繰り返し学習を苦にしない。強固な記憶をつくり、問題を解くスピードを上げる。これを実現するには繰り返し学習しかないことを知っているからだと思います。
やり直しもろくにせず、次々と新しいプリントや問題をもらいたがる子達はなかなか伸びません。何度やっても同じ問題を間違い、成長がみられない。一度きちんとやり直しをすればできるようになる問題をいつまでも間違い続ける。これは避けたいところです。
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