人を感動させる合格

2015.3.7|江本のつぶやき


「合格」という言葉は基本的には嬉しいものだ。しかし、その嬉しさには大きな差があると思います。

 

涙を流すほど感動する合格、気持ちが盛り上がらない合格・・・いろいろな合格の形がある。

 

感動する合格とはどのようなものなのか?

 

映画(またはテレビドラマ)では最高に感動する瞬間を演出するのはラストシーンであることがほとんどだ。感動のあまり涙を流してしまうことがあります。
しかし、クライマックスのシーンだけを見て、最高の感動を味わえるかというと・・・それはないと思います。

 

昔の話になりますが、「ドラゴン桜」というドラマがありましたね。落ちこぼれ高校生達を東京大学に現役合格させるという奇跡と感動のドラマです。クライマックスは本当に感動します。合格発表のシーン、特進クラス解散のシーン、涙が自然とこぼれます。でもこの感動を最終話だけで誘うことはできないのです。

 

受験生達がスランプに陥ってもがき苦しんでいる姿、経験したことがないほど勉強して受けた模試なのに、無情にも突き付けられる志望校E判定の文字・・・もう諦めたい・・・東大なんか目指していったい何の価値があるのか?

 

挫折と挑戦を何度も繰り返す、耐え難い受験勉強生活を送り、合格発表の瞬間を迎えます。

 

この「本気で努力をしている過程」が涙するほど嬉しい、人を感動させるほど素晴らしい合格の瞬間を与えてくれるのです。そして、合格した学校が母校になることを誇りに思えるのだと思います。

 

ウインロードの塾生達にはすべての努力が報われた瞬間を合格発表の場で感じてほしい。それだけ塾でキツイ思いをさせていますからね(笑)毎日徹底的に勉強してきたその努力は、合格の価値を何倍にも高めてくれます。

 

平成27年度大分県公立高校入試まであと3日。

 

最高の合格を勝ち獲り、最高の感動を味わおう!

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