「怒り・驚き」といった強い感情を表すために、前置詞の使い分けをする。
その前置詞とは 「 with 」 と 「 at 」!
こういった前置詞は、連語(イディオム)として記憶していくため、あまり気にしてはいないと思う。
ある時、こんな英文に出会った。
① She was angry with him.
② She was mad at him.
①も②も英文を日本語にすると
「彼女は彼に腹を立てた。」 となる。
文の意味が大体わかるという点では問題ないのだが、文法的に考えるときちんと理解しておきたいところだ。
なんで前置詞が違うのか??
2つの英文をきちんと訳してみると
①彼女は彼にずっと腹を立てていた。
②彼女は彼にかっとなった。
もうわかっちゃった人もいると思いますが、最後まで説明しておきましょう。
「 with 」 ・・・ 持続的な感情・時間的に継続する感情
「 at 」・・・瞬間的な感情・一時的な感情
となるのです。
他にも例をあげてみましょう。
be satisfied with A ( Aに満足している )
be pleased with A ( Aに喜んでいる )
be across with A ( Aに怒っている )
be annoyed with A ( Aにいらいらしている )
be surprised at A ( Aに驚いた )
be amazed at A ( Aに驚いた )
with と at の違いをしっかり理解しておきましょうね!
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