受験勉強生活①(大学院入試編)

2013.5.12|江本のつぶやき

これまで高校受験、大学受験、大学院受験をしてきた。一番近い入試は「大学院入試」である。近いだけあってどんな生活を送っていたか、鮮明に覚えている。

 

塾生たちにもなかなか話す機会もないし、ここで書き綴ってみようと思う。

中学生、高校生に参考にしてもらいたいですね。何か自分の学習法に利用できるものがあれば是非取り入れてください。(自分ネタで申し訳ないですが)楽しんで読んでもらえれば幸いです。

 

 

 

僕が大学院に進学しようと思ったのは、大学4年生の春。就職しようか?大学院に進学しようか?散々迷った挙句、「進学」を選んだわけだ。

 

実は、これまで大学院受験のことを全く考慮してなくて、それほど勉強に打ち込んできたわけでもない。大学3年間で習った知識もほぼ忘れてしまい、「結構大変な状態だなぁ」と思っていました。

 

そして6月頃、大学院の推薦入試が実施され、僕もエントリーしてみた。

 

「進学はしたいが、勉強せずに入学できれば嬉しい!」

 

という浅はかな気持ちから。

 

しかし、成績表を見た教授に、僕は

 

 

「お前は100%不合格だな・・・今から8月の院試に向けて勉強しておけ」

 

 

と一言。

 

自分で成績表を見ても、「これは無理だな・・・」と。

 

 

しかし、そこは推薦入試の魔力・・・

 

 

そうは言っても「合格するんじゃないか?」と密かな期待を寄せてしまうのです。「推薦」と言われると「あぶない、不合格」という言葉が心に響かなくなる。なぜか合格する気が起きてしまいます。不思議ですよね。

 

結果は1ヶ月後にわかるのですが、その間は勉強する気が全く起きない。

気持ちは「合格している」に傾いていたからね。

 

そう思ってしまう理由が他にもあった。

 

この年は入試制度が変わり、定員の3分の2を推薦で取ることになってたからだ。「ほとんど推薦で取る」という悪魔の囁き・・・

 

1ヶ月後、僅かな希望は儚く散る・・・「不合格」。

 

この日から本試験まであと40日。もうやるしかなくなった。

 

 

ようやく重い腰をあげ、本気で勉強に取り組む気になった。

 

家に帰り、まず「院試突破のための1ヶ月間学習計画」の材料を探す。

 

 

試験科目は「有機化学」 「無機化学」 「物理化学」 「英語」

 

1教科50点満点の合計200点

 

先輩に貰った過去問を解いてみたが・・・最初から全くわからん・・・(^^;;)

 

 

1問も解けないかも・・・(笑)

 

自己採点の結果は合計40点。合格点は100点以上は必要だという噂。

 

 

手に汗握る衝撃的な点数に少々困惑・・・

 

基礎からやり直す必要があり、受験科目の教科書をゴソゴソと取り出す。

 

 

Follow me!

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

PAGE TOP