受験勉強生活④(大学院入試編)

2013.5.12|江本のつぶやき

大学院入試本試験まであと30日。

 

この期間は正直、卒業研究の実験もさせてもらえない。

 

「実験するくらいなら大学院入試に合格しろ」と言われる。

 

よって、毎日たっぷりと勉強時間が取れるわけだ。

 

僕に与えられた時間は

 

30日×24時間 = 720時間。

 

720時間以内に合格点を獲得せよ!である。

 

 

毎日「全科目」の受験勉強をこなす目標を掲げていたため、初日は「ノルマ」をこなすのにどれだけ時間がかかるのか検証。

 

 

朝8時起床。

 

まずは有機化学の勉強をスタート。ノルマをこなすのに6時間ほどかかる。

 

問題演習の後、英語で書かれた解答・解説を読み解き答え合わせ。

 

化学専門英語の英単語を覚えながら、有機化学を勉強する。なんとかいけそうだ。

 

その後、1時間ほど昼食タイム。

 

受験勉強期間はすべてコンビニ弁当にお世話になることにした。

 

下宿先から徒歩1.0kmのところにセブンイレブンがあった。

 

ここまで歩いていく間、ただ歩いていくのではない。

 

さっき勉強した内容を思い浮かべながらコンビニに向かう。この「歩きの時間」

を「復習の時間」にあてる。

 

家に到着したら、すぐにご飯を食べる。

 

その後、無機化学の勉強に突入。ノルマをこなすのに4時間が必要だ。

 

その後夕飯を買いにコンビニへ。この往復の間に無機化学の復習を行う。

 

帰ってきたら物理化学の勉強。ノルマをこなすには3時間が必要。

 

初日はこれにて終了。

 

 

 

有機化学と英語 6時間 + 1時間

 

無機化学     4時間 + 1時間

 

物理化学     3時間

 

 

新しい単元を学習するのに15時間が必要だ。

 

 

すごい学習時間だと思いますか?

 

 

でもね、僕はこの時間だけで合格は到底不可能だということがわかっていた。

 

 

 

「机についている時間数が合格をもたらしてくれるのではない」

 

 

 

ことを知っていたから。

 

上の時間数だけで毎日を過ごしてしまったら、絶対に「不合格」だったろうね。

 

それではあと何をプラスすれば、合格に近づいていけるのか。

 

 

 

それは・・・

 

 

「これまで学習した内容の復習」

 

 

である。

 

たった一度しか勉強していないものを、30日後まで覚えておくなんて・・・

 

僕には絶対に不可能だった。

 

次の日から僕が取り入れた学習内容は

 

 

「前日までの復習」

 

それに加えて

 

有機化学と英語 6時間 + 1時間

 

無機化学     4時間 + 1時間

 

物理化学     3時間

 

 

2週間ぐらいすると慣れてきたので、寝る前1時間は化学専門英語を覚える時間を取れるようになった。

 

こんな調子で1ヶ月間

 

 

勉強→寝る→勉強→寝る→勉強→寝る→勉強→寝る→・・・

 

 

こんなサイクルを1日も欠かさず続けていたわけだ。

 

 

 

要領が悪いかもしれませんが、僕はこういった勉強を続けないと納得して受験できないと思っていた。

 

 

「納得いく勉強」をした結果、これだけの学習時間になってしまったのだ。

 

 

 

「ギリギリで合格」するよりも「圧倒して合格」の方が何倍も気分がいい

 

 

これは受験勉強における僕のポリシーである。

 

 

 

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