あなたはその期間で大丈夫?

2020.9.12|ウインロード通信


 
最近の傾向として「部活動が終わってから、受験学年になってから塾に入る」という流れが強くなっています。部活動で忙しかったけれども、基本的なことだけはなんとか勉強して身につけてきたという子は志望校の合格ゾーンに届く可能性は高くなります。
 

しかし、普段から勉強の習慣もなく、定期考査の勉強をやり込んでこなかった子達は、受験学年になってから人一倍の努力を強いられます。その努力は「キツイ」とか「やりたくない」と思うことすら許されないレベルになることもあります。
 

問題はそれだけではありません。「得点を安定させる期間が十分に取れない怖さ」があります。受験間際になって初めて「合格点に届いた」としましょう。これまで何回もテストを受け続けてきて、志望校の合格点に到達できたのは「たったの1回」である。安心して入試を迎えることができますかね?1回しか成功していないものが実戦でうまくいく可能性は恐ろしく低いはずです。
 

「得点を上げるために、受験生になったら塾に入る」というのはわかりますが、入試までの期間が短すぎると安定して合格点を取れるレベルにまで到達するのは至難の業です。本人のこれまでの努力やセンスに頼る部分が圧倒的に大きくなります。
 

スポーツの世界でも一流選手たちはインタビューの際「4年後の大会に向けて、4年間しっかり練習していきます。」というふうにコメントします。4年後にいい結果を出すために4年間じっくり練習していく計画をたてているわけです。本番を最高の状態で迎えるために、しっかり準備する期間が必要ということですね。

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