短期決戦に必要な能力

2020.9.14|ウインロード通信


受験学年の夏から塾に通ってくる子達が急激に増えます。

 

部活動が終わり「さあ受験勉強だ!」と言っても、何から手をつけていいかわからない。そこで「塾に通う」という選択になるのだと思います。もちろん、塾側もその要望に応えられるように準備しております。

 

しかし、短期決戦となると本人の持ち合わせている力量がどの程度であるかが大変重要になってきます。「強靭な精神力」「理解力の高さ」「受験勉強に耐えうる体力」これらは最低限身につけておく必要がある。短期決戦は「能力勝負」の要素がかなり強くなります。時間があれば努力で越えることができた壁も、能力が加わらなければ乗り越えられない可能性が高くなります。

 

短期決戦の受験勉強で志望校合格を勝ち取る力があるかどうか。体験授業を受けに来た段階ですぐにわかる。成功するための要素がいくつかあるからです。その要素をこれから育んでいたのでは入試は終わってしまいます。すでに「身についている」状態でなければいけないのです。

 

これは現在の得点で判断できるものではない。志望校のボーダーラインに程遠い点数であっても乗り越えて合格していった塾生達が何人もいますから。彼らには今の得点には反映されていない、ずば抜けた能力があったのです。「図抜けた能力」+「ウインロード」で目標を達成した一例をご紹介します。

 

昨年、部活動に明け暮れてろくに勉強もしてこなかったという中3 Kさんがいました。9月時点で300点満点中80点しか取れない。しかし、私はKさんに向かって

 

「これから頑張れば鶴見丘高校に余裕で合格できる点数が取れるようになるよ。」

 

「えー!?先生、それはない。無理だって・・・(苦笑)学校の先生にもそんなこと言われたことはありません。」

 

1月の私立高校特奨入試。彼女は全額免除で合格。公立高校入試直前の2月には舞鶴高校合格レベルにまで到達していた。予言は現実のものとなったのです。

 

Kさんにはもともと成功条件のひとつである「自分をうまくコントロールできる力」が備わっていました。塾に毎日通ってその力を発揮してもらっただけの話です。それは誰もが簡単に真似できる能力ではないことは言うまでもありません。

Follow me!

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

PAGE TOP