偏差値について(5) 標準偏差とは➄

2020.11.27|ウインロード通信



 今日は、標準偏差の「68%95%ルール」について話します。

 

 データの総数が1000を超えると、その分布は「正規分布」という分布に近づくと言われています。

 

この分布は、データが平均値の近くに集積し、平均値=中央値=最頻値となる特徴があります。そし

 

て、標準偏差を \(\sigma\) とすると、平均値\(\pm\sigma\) の範囲(\(-\sigma\)~\(\sigma\))に全データの約68%が存在し、平均値\(\pm2\sigma\)

 

の範囲(\(-2\sigma\)~\(2\sigma\))に全データの約95%が存在する。更に、平均値\(\pm3\sigma\) の範囲(\(-3\sigma\)~\(3\sigma\))に全データ

 

の約99.7%が存在するということが知られています。それをグラフにしたのが下図です。

 このように、標準偏差はデータの解析にとても役立ちます。次回は、標準偏差のもう一つの利用方法

 

である偏差値計算への適用についてです。                      文責:金藤

Follow me!

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

PAGE TOP