先週、高校生のセンター試験対策問題集にチャレンジした小学生達。
どうやらすごく面白かったようですね。
「先生!またあの問題ください!」
とチャレンジ精神旺盛です(笑)
高校生が解く問題だからといって物怖じしない。その心意気がすばらしい!!
「一生懸命考えて、自分の力で解いてみる」というのが楽しいそうです。
今日も2問ほど持ち帰って頑張ってくるそうです。
どこまで答えを導き出せるか、私も楽しみですね。
解けなくてもかまいません。彼らが持ち合わせている知識をフル活用していろんなプロセスを試してみる。中学生、高校生になるとそんな時間を取ることが難しくなってきます。部活動をしているのなら尚更です。
中学生や高校生が公式を使えば一瞬で解いてしまうような問題を、「公式」を使わずに「理屈」で正解までたどり着こうとする。「理屈」で挑戦することが重要なのです。
中学生・高校生になると数多くの公式が登場し、公式の丸暗記に全力を注ぎ込む子達が増えてきます。練習問題であればそれでも大丈夫です。しかし、応用問題になった途端に解けなくなる。「なぜそうなるのか?」を考えないままやってきた末路です。
「公式」は「結論」であり「基本」ではありません。基本というものは公式が導き出される前の段階です。その部分の理解こそ、数学や理科にもっとも必要とされる力なのです。
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