努力の証

2015.5.23|江本のつぶやき

 


・授業中まったく集中していない

 

・宿題はしてこない

 

・いつも眠そうにしている

 

・授業開始時間にいつも遅れる

 

・気が向いた時だけ何となく勉強する

 

これで、内容が理解できないのは当然ですよね?

 

「努力の証」のかけらもありません。

 

塾生の90%以上が成績が伸びたと実感できる当塾では超少数派ですが。
(年間を通して成績不振を理由とした退塾者は2、3名です。)その上、授業内容がわからないと言い始める。

 

ごめんなさいね、私は上記にパーフェクトで当てはまってしまう子に対して、わかってほしいとは思っていません。

 

わかるように教えることが出来ないわけではありません。

 

私たちはいろんな切り口で説明できるように日々研究を重ねています。

 

ただ、宿題を毎回やって来なかったり、授業に集中していない子が次に来た時に、その内容を習得しているというケースを見たことがありません。

 

これって完全に勉強をなめてますよね?

 

ある卒塾生が塾に遊びに来た時に言っていました。

 

学生時代は内容を完璧に自分のものにするために、勉強にかなりの時間を割いてきました。たった1問の問題がわからずに、朝方まで考え抜いたこともあります。勉強時間をもっと確保するために、娯楽の時間を減らす。できるようになるために、志望校に合格するために、学習時間を大幅に増やしていきました。要領が悪いなら、時間数を増加させ補う。

 

中学3年間、高校3年間という楽しい期間をこんな形で過ごしたかったわけではありません。時間を忘れて一緒に楽しみたかったですよ。しかし、目標を達成するにはそうするしかなかったんです。誘惑に負けそうになる心を何とか踏みとどまらせ机に向かう。もうあの頃には戻りたくありません。

 

当時は「こんなに我慢して勉強したところで何の意味があるのか?」とも考えていたそうです。しかし、やりたいことを我慢して頑張ったから今の自分がある。あの時、勉強に集中して頑張ってよかったと今は思えるということでした。

 

逆に、成績上位を維持している子達に

 

「なぜ宿題をやってくるのか?」

 

と聞いてみました。すると

 

・自分で問題を解かないと本当にできるかどうか不安だから

 

・成績を今以上に伸ばすために、絶対に必要なことだから

 

などの答えが返ってきました。

 

宿題は絶対に忘れません。

 

授業中も集中しています。

 

授業に遅れることもありません。

 

気分に左右されることもありません。

 

彼らは「努力の証」を持っているのです。

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