共通テストを導入するにあたり、問題の形式や難易度の調整を行うため、試行調査が2017年(平成29
年)、2018年(平成30年)の2回実施されました。一部、記述式の出題を見送ったり、英語資格・検定試
験との併用を見送ったりの紆余曲折を経て決まった中から、センター試験との違いを下のようにまとめ
てみました。
共通テスト | センター試験 | |
試験時間 | 数学Ⅰ、数学Ⅰ・数学Aが70分に変更
その他はセンター試験と同じ |
国語、英語筆記が80分
その他は60分 |
目標得点率 | 試行調査では50% | 目標60%(実績は50~70%に分布) |
出題内容 | 知識・技能の確認
思考力・判断力の測定 |
主に知識・技能を測定
一部、思考力・判断力の測定も |
変化のポイント | 文章量の増加
日常の協働的学習場面のイメージ 現実社会を素材とする問題 問題への添付資料の増加 マークシート式問題の複雑化 |
文責:金藤
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