もっと早く通わせていたら・・・

2014.3.8|江本のつぶやき

高知大学理学部に合格した高3生O君。春から大学生になります。本当におめでとう!

高校2年生の終わりに「化学をなんとかして欲しい!」とウインロードに入塾してきたO君。入塾直前に行われた学校の定期考査で18点を取ってしまい

「これはさすがにヤバイ・・・」

と思い、塾を探して回ったそうです。通い始めて1年と1ヶ月。先日行われたセンター試験では83点を獲得。定期考査18点(何度も失礼!)がウソだったかのような点数を取ってきた。

本日はお母様とお話をすることができました。

「もっと早くこの塾を知っていれば・・・もっと早くから通わせていれば・・・それだけが悔しい!心残りです・・・」

というお言葉を頂きました。

入塾当時は国立大学進学が無理な状況でしたが、彼は見事、国立大学合格を掴んだのです。この1年間かなり頑張ったと思います。勉強が甘くてかなり怒ったこともありましたが・・・合格となればいい思い出です。4年後、大学院への進学を考えているとのことで、アドバイスできる部分もあると思います。帰省したときはいつでも塾に寄ってください。

大学に行っても頑張って下さいね!

 

大学進学を目指している中学生および保護者様へ

あと3日で公立高校入試です。ラストスパートの段階ですが体調管理には十分気をつけて下さい。

 高校入試が終了すると、モチベーションが急激にダウンしてしまう人がいます。それだけはなんとしても避けて欲しいと思います。高校入試をトップクラスで合格した子達が、わずか1年間で後がないほど成績が下がってしまった・・・という話は決して珍しいものではありません。特に、自力で毎日課題が解けなくなるほどわからなくなった場合、遅れを取り戻すのは困難を極めます。高校の学習内容は非常に高度なため、陰りが見えた瞬間、信じられない勢いで成績が下がっていきます。中学時代の「そろそろわからなくなってきたかな・・・」という感覚とはかなり違うことを覚えておいてください。逆に、高校入試はなんとか合格を勝ち取り、1年生の時からコツコツと勉強を重ねて志望大学の合格を勝ち取ったケースもたくさんあります。

 高校入試は単なる通過点に過ぎません。医学部、薬学部、歯学部といった超難関学部は言うまでもなく、国公立大学、難関私立大学への進学を希望している場合は、すぐさま学習計画を立てて歩み始めなければなりません。

 高校に合格した時点で、大学入試センター試験まで3年を切っています。推薦入試を考えている場合はもっと短くなります。「大学入試をどのような方法で受験するのか?」を高校1年生の段階から考えておく必要があります。また、高校入学時点で大学入試に使う科目を想定しながら、理科(化学・物理・生物・化学基礎・物理基礎・生物基礎)、社会(日本史・世界史・地理・政治経済 等)の選択に迫られます。

 「高校に入学したらいつから塾に通えばいいのか?」とよく尋ねられるのですが、私達は「高校1年生に入学する前から」とお答えしております。大学入試を優位に運ぶには「高校2年生終了までに、これまでの学習内容の基礎が完璧であること」が条件です。(難関大志望者は高2終了時点で基礎は完璧かつセンター試験ですでに8~9割取れる科目があることです。)

 高校3年生になってから「全科目1から学習する」というのは、精神的にかなり強くなければ乗り越えられません。まれに、このような荒行を成し遂げて、合格を勝ち取る受験生もいますが、ほんのひと握りの世界です。受験学年になると、学校から出される課題の量が一気に増えます。「基本から学習したいのに・・・」と思っていても、その時間を確保することが非常に難しくなります。

「大学受験は高1~高2の学習の仕方で決まる。」

大学入試を終えた受験生たちはみんな、そういったメッセージを残しています。

 

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