「ゆとり教育」が終了し、新教育課程がスタート。中学校教育課程の大改訂に続き、高校の学習内容も改訂されました。
そして、今年、小学校の教科書が変わります。教科書の厚みも増し、学習内容も高度なものへと変化していきます。
さらに4年後には「英語が教科化される」という大きな改訂が待っています。
小学生の頃から国語・算数・理科・社会・英語の5教科を学ぶことになるわけです。
一足早く新教育課程に移行した中学内容を土台に、高校入試が年々、難易度を増してきている。これは大分県だけでなく全国的な動きである。
この先、高校入試の難易度を下げていては、新教育課程に移行した意味がなくなってしまうので、難易度はこれからも増していくと考えられます。
数学で言えば、公式を丸暗記すれば解ける問題が減り、思考力を試される問題が増加してくる。全国の高校入試問題を見ていると、その傾向がはっきりとわかる。
しかし、問題が難しくなっても「基本の積み重ね」が最も大切であることは変わりません。
どんなに難しくなっても、基礎基本を疎かにしないでくださいね。
応用問題とは、その基礎基本がいくつも組み合わさってできている問題ですから。
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