別府鶴見丘高校合格のための数学やり直し

2015.5.16|江本のつぶやき


平成27年度大分県公立高校入試。

 

この日に照準を合わせて、毎日自習室で数学の勉強に励んでいた中3生がいました。8月の全県模試で60点満点中20点も取れなかった子です。

 

結果から先に言いますと、この子は入試本番、数学で40点(60点満点)を獲得したのです。

 

この子の勉強の仕方は本当に素晴らしかった。

 

全県模試、校内模試、大分県入試の過去問・・・あらゆる入試問題を解いてはやり直す。

 

・・・まあ、当たり前のことですが(笑)

 

私が素晴らしいと思っているのは「やり直しのやり方」です。塾生のみなさんは何度も言われ続けている方法ですが。

 

・間違えた問題は、すぐに解答を見てどんな解き方をするのか自分の力で読み解く。

 

・それでもわからない場合は先生達に質問する。

 

大半の子は「あー、なるほどね。」となった時点でこの問題に触れることはなくなる。

 

数学って、この時点でその問題に触れることをやめてしまうと、なかなかできるようにならないのです。

 

ここからが点数の上がる重要なポイントです。

 

質問して解決した問題を

 

・自分の力でもう一度解きなおす

 

のです。ついさっき聞いた解法を順を追って、頭の中を整理しているのです。

 

そして、さらにすごいのが

 

・間違えた問題だけをやり直すノートを作っていること

 

です。問題文や図形を書いて、何が重要なポイントなのかまでしっかりと書き込まれている。

 

自分だけの「スーパー参考書」を作っているのです。

 

ただ教科書や問題集を書き写しているのではないですよ。そんなことしても成績は伸びませんから。

 

「×」を「〇」に変えることが、点数を伸ばす唯一の方法なのです。

 

そのことだけに集中し続けたこの子は、点数を大幅に伸ばすことに成功し、数学を得点源となる科目まで成長させていったのです。

 

 

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。(プロ野球選手:イチロー)

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