高得点へのアプローチ(数学編)①

2016.5.27|江本の数学勉強法シリーズ 江本のつぶやき


勉強の基本は暗記。理科、社会に限らず数学も例外ではありません。問題を解いてやり直し。これを繰り返し行うことで公式を実戦で使えるレベルにまで持ってくる。教科書に掲載されている基本問題はじっくり考えて解くものではなく、自分の手足のように扱えるレベルになるまで繰り返し解くもの。

 

わからなければ解答を見て良い。「答えを見る」ということに抵抗を感じている人が多いですが、数学の教科書を開いて見てください。「例題」で「解き方」を学習してから問題演習に入るように作られていますよね。

 

これって解答を見て勉強していることと同じですよね?

 

基本問題が解けるようになるまでは悩んでいる暇はありません。問題を見た瞬間に解き方がわかるようになるまで繰り返すのみ。つまり「暗記」ですね。必要なのは反復根性である。

 

教科書レベルの基本問題は何を出題されても解けるという状態になったとしましょう。いよいよ応用問題に取り掛かる。解き始めはきっと思うように解けません。単元ごとには応用が効くかもしれませんが。応用問題とは「いくつかの基本問題が組み合わさってできている問題」。単元ごとに積み重ねてきた知識をいくつも組み合わせて解くことになる。

 

ここでも基本は同じ。わからなければ即解答を見て解き方を学習する。理解できたら解答を伏せてもう一度チャレンジ。繰り返していけば大抵の応用問題は解けるようになる。

 

ここまで来ればOKなのか?

 

大分県の高校入試レベルであれば平均点を余裕で超えていきます。しかし「高得点を取る」となればこれでは足りません。

 

入試問題で満点に近づくためには「じっくりと考える勉強」「ひらめくための勉強」が必要になってきます。つまり、いきなり解答を見るのではなく、培ってきた基本的な知識を総動員して、問題文から情報を拾い集める訓練です。

 

数学で安定して高得点を獲得する子達は、この訓練を怠りません。

 

ウインロードには高校入試の数学で50点以上(60点満点中)を獲得した塾生、全国模試の数学で満点を獲得し、全国1位に輝いた塾生がいます。彼らは問題をじっくり考えて解く訓練を常に行っていました。

 

教科書レベルの知識が不足しているのに、こんな訓練をしたところで何も身につきませんよ。基礎力強化に全力を注ぐべきです。これは中学数学だけでなく、高校数学も同じことが言えます。

 

つづく

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