諦めるクセ

2013.5.16|江本のつぶやき

「一度聞いて理解できなかった問題」

 

こんな問題に当たった時にどのように対処するだろうか?

「わからなかったから、もう一度説明を聞いてみよう」

と真剣に聞いている子。

 

「自分には絶対にわからないから」

と二度目の説明を全く聞かない子。

ここの乗り切り方は超重要だ!!

ここで「諦めること」を覚えて、引きずっていくと・・・・

やがて「クセ」となり、脳の奥深く、

潜在意識の中にインプットされてしまう。

潜在意識の中にインプットされると、

乗り越えるべき壁に当たった時、

無意識に諦める方向に自分を突き動かしてしまう。

ここまできてしまうと、ちょっとした努力だけでは

今の自分をいい方向に持っていくことが困難になる。

「諦めグセ」をインプットした潜在意識をプラス思考に持っていくために

想像を絶する努力を重ねなければならない。

 

将来、国公立大学、難関私立大学を目指したいと思っている子は

ここで諦めグセをつけてしまうと、100%不合格となる。

特に難しい大学を狙っているのならなおさらだ。

世間で難しいと言われている大学に合格するには

それなりの覚悟と根性が必要だ。

親切、丁寧に教えられただけで到達できるレベルではないからね。

それは

ただ教えられたことを理解していくだけでは

間に合わないっていう意味だ。

厳しい言い方かもしれないが、難関を目指すってそんな感じ。

大学進学を目指している高校生。

10月、11月は全国模試ラッシュで

1週間に1回以上の模試を受けている。

「毎週模試を受けて意味があるのか?」

と思うくらい。

精神的に相当タフでないと乗り切れない。

この時期になると、高校生の勉強の姿が二手に分かれてくる。

すごい負荷がかかるからね。

眠たい目をこすりながら、負けるもんかと机にかじりついている高校生。

 

睡魔にあっという間に負けてしまい、いつも机でうつ伏せている高校生。

 

そして、そのままの状態で大学入試を迎える。

 

特にひどい人になると、大学入試当日も睡魔に負けている。

人生の重要な部分を占める大勝負に、そんなのでいいのか???

と思うかもしれませんが・・・・

 

これ、本当の話。

もう、クセになっちゃってるんだよね、

諦めることが。

ここで諦めグセがなくなればいいけれども、そう簡単にはいかない。

社会人になって自分の想いに向かって頑張ろうとすると、

必ず襲いかかってくる。

諦めグセは本当にタチが悪い。

「諦めグセ」は想像以上の恐ろしさを秘めていることを

知っておいて欲しい。

わかりにくい問題に当たったらなんとか解決する努力しよう。

「諦めなかった」という小さな成功体験は、

これから先、想像以上に君の味方になってくれるはずである。

「一度聞いてもわからなかった」⇒「もう一度聞いたら少しわかった」

これは諦めない心がもたらしてくれた、小さな成功体験にほかならない。

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