予習と復習はどちらが大切?

2014.2.22|江本のつぶやき

予習と復習は一体どちらが大切なのだろうか?

成績を伸ばすために予習中心に学習を進めればいいのか、復習中心に学習を進めればいいのか、この選択を迫られた経験をしている人がいると思います。

甲乙つけがたいのですが、勉強に限定して選択するならば

 

私は迷わず「復習」を選択する。

 

学習効率は復習のほうがはるかに上だ。

予習のメリットと言えば、次の日に行われる授業を理解するための手助けになってくれることだろう。でもそれくらいかな、勉強に関しては。

予習のネックは自力でやっていく場合「時間がかかってしまう」こと。それに、やっていかなくても怒られないし、やっていったところで褒められることもない。かなり高いモチベーションが要求される。予習は越えるべきハードルが高すぎるのだ。

初めての知識は学校の先生や塾の先生に習ったほうが理解は早い。

授業の内容をきちんと理解していけば、さほど予習の必要性は感じなくなるでしょう。

 

それよりも復習である。既習知識をもう一度勉強しなおすほうが遥かに楽である。「短期記憶を長期記憶に変える」つまり、テストで点が取れる強固な知識を身に付ける訓練は復習の時にしかできないのだ。

本日の授業で習ったことを「理解した!」としましょう。ほとんどの人はこれで終わってしまっている。だからテストになると全く点が取れない。「短期記憶」の状態で放置してしまっているからです。

 

ここからが勉強の本番、「復習」のスタートです。

 

「復習と言っても一体何をやればいいのかわからない・・・」

 

そうですね、ではもう少し具体的に。

私は復習には「2つの方法」があると考えています。

「インプット型の復習」「アウトプット型の復習」とでもしておきましょうか。

インプット = 暗記作業

アウトプット = 暗記した知識を使いこなす訓練

と考えてください。

 

2つとも実行して初めて「復習」は完成します。

どちらか一方だけでは復習したことにはなりません。

復習した = テストで点数が取れるように訓練した

という意味ですから。

 

やり方は人それぞれあると思いますが、この「復習の基準」だけは必ず守って下さい。

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