今日の前置詞は「 in 」、「 for 」、「 during 」についてである。
この3つの「期間を表す前置詞」は誰もが最初にぶち当たる壁ではないだろうか。まずはじめに「 for 」と「 during 」の違いである。
どちらも日本語に訳すと「~の間」である。どうやって使い分けるのか?しばらく勉強していくと疑問に思い始める。
では、結論から言いましょう。
for ・・・ 「不特定の期間」 ただ漠然とした「期間の長さ」を表す。
during ・・・「特定の期間」 具体的な特定の期間を表し、期間の名称があとに続く。
He has been in Oita for two years.
He has been sick in bed for a week.
She has been dead for twenty years.
上の文章のように「2年間」 「1週間」 「20年間」 という感じで、その期間に具体的な名称はなく、「ただ漠然と続いている」ことを表す。
I enjoyed shopping during my stay in London.
ここで重要なこと。during の直後には所有格「my」、「 her 」、「 his 」 、定冠詞「 the 」が続くのが特徴である。期間に具体的な名称がつく。
である。きちんと覚えておこうね!
そして次に、一度は見たことがあるかもしれません。「~の間に」を表す「 in 」。
では具体的に見ていきましょうか。
Today is the hottest day in ten years.
(今日はここ10年間で一番暑い日である。)
10年間で最も暑いのは、「今日1日」であって、10年間続いているのではない。
つまり、in には継続的な意味はなく、その間にある出来事が起こったという時に使うのです。
例えば、「夏の間に花火大会に行きましたか?」なんて文を作ろうとした時に、花火大会には毎日行き続けたわけではない。
その行為に継続性は認められないので in the summer (夏の間に)と書くわけだ。
しっかり覚えておいてね!よく聞かれますよ!
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