中和滴定の指示薬でフェノールフタレインというものが登場する。中学生も知っている。塩基性側で赤色になり酸性側で無色になる。
中和滴定の実験後、フェノールフタレインが赤色に変化した。しかし、そのまま放置しておくと、なんと無色に戻ってしまうのです。
なぜこんなことが起こるのでしょう??
ちょっと考えてみましょうか。
ヒントは「空気中に存在する気体」である。これが溶け込むためにフェノールフタレインは赤色から無色に戻ってしまうのです。
空気中に存在している気体は、多いものから順に4つ並べると
窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素・・・である。
この中に、こんな現象を起こしてしまう気体が存在します。さて、どれでしょうか?
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